岩塩の料理
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岩塩の料理と海塩を使った料理
の素材のおすすめ
「海のものは海塩、陸のものは岩塩」
と
従来はよく語られましたが、
それは過去の話です。
岩塩の料理と海塩を使った料理
の素材のおすすめを書いていきたいと思います。
これで、あなたは、岩塩の料理だけではなくて
海塩を使った料理もよりおいしく、食べてることが出来ます。
岩塩の料理
まず、岩塩の料理ですが、
岩塩は世界各国の産地で異なる味になります。
海水が数億年の時をかけて結晶化していく過程で、
(岩塩のできるまで(図解)を参照: 岩塩のできるまで)
ミネラル成分に変化が生じますので、その土地に
より味に変化が現れるのです。
よく「まろやかな味」と形容されるのは、
普通の食塩と比べてミネラル成分を残しつつも、
にがり成分が適度に抜けた状態が、
塩辛さやにがりを感じさせない味わいを作っているからです。
たとえば魚でしたら、マグロの赤身やカジキ、つぶ貝などをお試しになってみてください。
また、穀類・野菜類の持つ甘味を引き立てる効果も楽しいですよ。
素材そのものが独特な旨味を持っている食材を引き立てます。
一方、
塩田や塩窯で作られる海塩は海のミネラル成分を
そのままに残しているので、にがり成分に独特のコクがあります。
魚料理では、白身魚の塩焼きや肉料理では、
肉の旨味が繊細で、にがり成分のコクに合うときです。
岩塩の料理
岩塩は最近は「ピンク」がよく知られますが、
モンゴル岩塩のかすかな桃白色、ボリビア岩塩の薔薇色、
ヒマラヤ岩塩の鮮紅色はそれぞれに異なり、
(そして味もまったく異なりまよ)、料理への選択も楽しいです。
一方、
海塩には雪のように結晶化させたり、
ホンダワラという海藻を用いた独特の色合いのものがあります。
色や結晶の違いも、塩を選ぶ上では楽しいですね。
羊肉のローズソルト(紅塩)包み焼きが美味しいですよ。
また、モンゴル岩塩もお勧めです。
(原産国表示にご注意ください)
是非ローズソルト(紅塩)と食べ比べを楽しんでみてください。