「岩塩」と「海塩」
塩は、塩湖なとがら採取する岩塩と、海水から作る海塩とかあります。
塩が自由化になって歴史の浅いわが国では、海塩が主流ですが、
地球全体から見ると、岩塩を使用する民族は約80%、
海塩は20%となっています。
岩塩は、地殻の変動で取り残された海が、長い間に乾燥して岩になったもので、
ルーツは海水です。
よく知られている塩湖は、イスラエルの死海(デス・シー)ですが、
岩塩として高名なのは、モンゴルの北西部に位置するウヴス・ヌール盆地の
岩塩鉱床より採掘された岩塩です。
モンゴルには他にも塩湖がありますが、この岩塩鉱床の塩は
特に優れているため「ジャムツダウス
」と呼ばれ限定岩塩になっています。
この限定された岩塩は健康に優れた成分があるといわれており、
地元での用途はうがいや湿布、歯磨きなど、
調味料以外にもさまざまに使用されています。