「岩塩」と「海塩」

「岩塩」と「海塩」、どちらも産地別やメーカー別に 多くの種類があります。

料理に合わせるワインとして汀赤ワインが肉料理、白 ワインが魚料理」という定番がありますが、結論から 言うと、塩の場合はにってり系に岩塩、さっぱり系 に海塩]が良いようです岩塩は馴染みがないかもし れませんが、昧を知るには少しずつ購入し、実際に昧 わってみるのが近道かもしれません。

 フランス料理に野生動物を良材にしたジビエがあ りますが、岩塩が最も適しています。逆に野菜や白身 の魚には、わが国古来の藻塩がぴったりきます。
背 青魚のように少し臭みがある魚には岩塩が合います。

もちろん藻塩との相性も良いです。

ちなみに藻塩は、海草から採取した塩のことです が、塩の自由化以来、各地に伝わる製法の藻塩が出 回っています。

これも一様な味ではなく、メーカーや 販売店舗によりそれぞれ個性があります。

岩塩の使い方(岩塩の砕き方)は、小さな岩そのものなので、おろし 金でおろして使用します岩塩専用のミルもあります 毎回おろすのが面倒であれば、既成の塩の容器を使 用するのも一つの方法です。

食卓に主たった世界の塩を並べての食事。想像し ただけでも楽しい食事になりそうです。